カツ丼を食べに山に行く


以前はカツ丼をよく食べました。しかし一日一食生活になると必然的に外食をする機会はなくなります。例外は多少ハードな山歩きの後で、無性におなかが空く時があります。先週木曾駒ケ岳に登った後も、刹那的な食欲に負けて通りすがりの店でソースカツ丼を食べました。いかにも観光客向けの店で、少し豪華ですが値段も相応です。食べたかったのは、観光客向けに演出された商品ではなく、昔からその町で食べられているオーセンティックなカツ丼です。帰宅してそんな店はないか探していたところ、カツをタレにくぐらせて揚げたての香ばしさとしっとり感が合いそうなカツ丼を出す、日常食に近い定食屋を見つけました。昭和から続く食堂の雰囲気に身を置きたいと感じるのは、食欲が最大だった学生時代の記憶が蘇るからでしょう。ついでに店から比較的近い塩見岳に登ることにしました。

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