
エベレスト街道を一緒に旅したエベレスト登頂隊が、昨日の朝、現地時間6:25山頂に到達しました。世界最高峰8,849mに登る偉業は人生を賭けた一大プロジェクトです。とくに職業登山家ではない、普通に働くアマチュアが登ることは、われわれ一般人に夢と希望を与えます。標高5,300mのベースキャンプ(EBC)に5日間滞在しただけの自分に、酸素が平地の1/3以下、氷点下30℃にも達する極地登山の苦労を語る資格はありませんが、EBCから見上げるエベレストは遥かなる山で、とても登れる気がしませんでした。他方で、何のトレーニングも技術もない自分がEBCまで行けたのは、荷揚げや食事の提供をしてくれるシェルパがいたからです。彼らは極限環境下で驚異的な体力を発揮し、ルート設営、酸素ボンベ運搬、固定ロープ設置などの危険な仕事を担います。脚光を浴びることの少ない縁の下の超人がいるからこそ、文明は進歩するのだと思います。