夜空の恩恵


昨日の朝5時過ぎに散歩に出かけると、長野県の気温は氷点下6℃まで低下します。森が途切れる場所で空を見上げると、満月に近い月が西の空に沈み始め、視界のなかを動いて行く人工衛星を5機数えることができます。宇宙では日々冷戦が激化しているはずですが、星の一つに見えるその物体の動きは何とも厳かで神秘的です。東京でもラブラドールとの早朝の散歩中に流れ星を見ることはありますが、人工衛星を見た記憶はありません。光害の少ない場所なら、天候と時間帯によっては容易く人工衛星を見つけることは可能だと思います。散歩から戻る頃にはまだ暗い空に流れ星を見ました。ロマンチックなのは流れ星で、そのはかなさが古来より人々に特別な感情を抱かせてきたはずです。光が氾濫し、夜空の恩恵を受けることのできない都市に住む必然性について考えてしまいます。

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