
2025年は人類が本格的にAIを活用し始めた年として記憶されると思います。大半の企業がAIで武装を行うなか、先月リリースされたGoogleの最新AI、「Gemini 3.0 Pro」と「Nano Banana Pro 」が見せた進化は異次元クラスで、しかも無料開放です。大半のホワイトカラーは絶滅する運命にあり、生き残るのはAIをフル活用するブルーカラーや、アドバンスト・エッセンシャルワーカーとも言われます。驚異と同時に脅威を感じ、馬車が自動車に変わるとき人々が拒絶した状況に似ているかもしれません。人間に残される仕事は身体性を伴うものになり、アナログな世界で感じる感覚器官の鋭敏さが求められる気がします。他方でスマホの普及はわれわれをデジタル世界に縛り付け、人々は自らをアバターにしているように見えます。言い換えると、AIを使う主体的な理由のある人だけが報われる世界の到来なのだと思います。