
昨日は白河、南会津、檜枝岐に来ました。人が自然のなかで暮らすべきと思うのは、そこが本来の居場所だと直感が告げるからです。11月も半ばを過ぎ、月末には日没時刻が一年で最も早い時期を迎えます。都会の夕暮れ時は人工的な光と騒音で満たされ、その刺激がわれわれの注意を散漫にさせます。一方、自然の中では人工的な光や騒音はなく、静寂が訪れます。空の色は刻々と変化し、そのグラデーションを背景に山々のシルエットが鮮明に浮かび上がります。この壮大な自然の移ろいは心を落ち着かせ、内省的にさせ、自然への畏敬の念や自らのはかなさで感傷的になります。晩秋から初冬を迎える今、静かに、ゆっくりと闇が訪れる自然の懐での夕暮れは、心を落ち着かせ、ストレスホルモンの分泌を抑え、感情の解放をもたらす気がします。