お金を使わない贅沢


昨日は山梨100名山の太刀岡山(1,322m)、黒富士(1,633m)、曲岳(1,642.8m)に登りました。急峻なトレイルに、ラブラドールは途中で車に引き返しました。太刀岡山はロッククライミングのメッカとして知られますが、歩く人はわずかで落ち葉の降り積もった極上のトレイルを進む初冬の風情に幸せを感じます。家に戻り温かい湯舟に冷え切った体を沈めたときの快感も最高なら、薪ストーブで暖まり始めた部屋で食べる鍋も、妻の実家でもらった柿も何もかもが美味しく、これこそがアフォーダブルラグジュアリだと思います。手の届く贅沢が最高の幸せなのは、それが日常生活に近いがゆえに色あせないからだと思います。産業界が都合よく書き換えた贅沢の体系に毒された消費者は、お金を使うことでしか贅沢や幸せを感じなくなってしまったのかもしれません。

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