
先日93歳の誕生日を迎え一人で暮らす妻の父の家に、オレオレ詐欺の犯人から電話がありました。オレオレ詐欺には様々なバリエーションがありますが、警察官と検事役の犯人が不安をあおる言葉を使い、高齢者の焦りを誘います。このような詐欺は巧妙に、高齢者を精神的に追い詰める手口が多く、周囲に相談するのを防ぎます。今回は本人が警察に相談したので未然に防ぐことができましたが、数日前に会ったときには家族にも相談がなく、周囲が気にかけることも重要です。このような犯罪に限らず、人を精神的に追い込み、巧みにモノを売りつける悪徳商法は星の数ほどあります。しかし、すべてのビジネスは人の心理を操るものであり、「悪徳商法」と一般的な「人の心理を突いたビジネス」の境界線は、複雑かつ曖昧です。合法的なものも含め、お金の話はすべて疑うという習慣が必要かもしれません。