非主流派こそが真実を語る


読む本の多くは医師が執筆した健康本です。医師は広範な知識が要求される職業で、その強みは圧倒的な知識量です。他方で、その弱点は病人しか見たことがないことだと思います。ガンになった患者が治療を受けてその後どうなったかはよく知っていますが、ガンを放置した人がどうなったかは知りません。つまり比較試験ができないのです。健康診断を受けていた人より受けなかった人の方が長生きという医療のパラドックスも知られます。われわれの目標が健康で一生を全うすることであるなら、病人のエキスパートである医師に、その運命を委ねるのは怖い気もします。その道の権威とされる人のことをあまり信用していないのは、産業界の影響によりその主張にバイアスがかかっている可能性が高いからです。どちらかと言えば非主流の医師を信用するのは、そのこと自体、真実を語っている可能性があると感じます。

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