繰り返される奇跡


今の時期に隔年で開かれるTJARは、今年はありませんがその裏レースとして、日本海から太平洋まで富士山をはじめ日本の主峰を超え、もはや本家を凌駕する4、500kmの大会が開かれます。唯一関心があり感情移入できるスポーツはトレイルランニングで、北アルプスに観戦に行くこともあります。TJARに世間の耳目が集まるのは、人体の無限の可能性を感じるからだと思います。7年間毎日欠かさず、長い時には80kmを超える山道をわずかな粗食で歩き続ける千日回峰行にせよ、58歳のマルコ・オルモが100マイルレースの最高峰UTMBにおいて2年連続優勝した偉業も、現代栄養学が説明を避けてきた、無限とも言える人体のエネルギー産生メカニズムによるものです。こうした奇跡は、人類の歴史において幾度となく繰り返され、科学は常に修正されてきたのでしょう。

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