
三連休に入り、街では交通渋滞が起き、山は人であふれます。経済がまわるのは良いのですが、人混みと渋滞が嫌いなので、世間の行動パターンを回避する必要があります。朝西岳に登ることが長野県にいるときの日課ですが、この時期はマイナーな山にも人が押し寄せるので、暗いうちに登り始めます。多い年には50回以上登る勝手知ったる山ですが、累積標高は1,000mを超え、肌寒い昨日でもたっぷりと汗をかきます。東京、福島、長野の三拠点生活のどこか一つを選ぶなら、毎朝八ヶ岳に登るプチ千日回峰行の暮らしができる長野県です。厳しい食事制限と極度の身体活動という本家の荒行は、現代栄養学の常識では説明できませんが、修行者の体内ではファットアダプテーション現象が起き、ケトン体をエネルギー源とする代謝回路が活性化すると考えられます。多くの宗教家が長寿なのは、荒行には健康増進の効果があるからかもしれません。