欲望と浪費の眩さ


週末は渋谷と二子玉川に行きました。渋谷は勤め人の頃は毎日通い、電車に乗れば10分の距離ですが、今ではたまに刺激を受けに行く場所です。気がつけば高層ビルが立ち並ぶ立派な都市になり、そこは自分のいるべき場所に見えません。二子玉川の再開発エリアも不動産価格が高騰するだけあって、金妻時代を彷彿とさせる都市的消費の理想の姿に見えます。東京の可処分所得は全国3位と一見すると豊かですが、それは一極集中する超富裕層が押し上げた結果でもあります。一方で生活費の高さは全国一位で、所定内給与をもとに通勤時間を機会損失として計算すると、東京の豊かさランキングは全国最下位になります。週末に自然を求めて行楽地に向かえば、渋滞や移動コストも加味する必要があります。リモートワークの普及によって、人々が都市という欲望と浪費の眩さから解放される日は近いのかもしれません。

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