
近所のバイク店に美しいKH400やRZ250が置かれていて、その店に足が向くのは見るだけで若返る気がするからです。最後の2サイクルと言われたRZには思い出が深く、校則で禁じられたバイク通学をしていた高校時代、学校前の直線道路で友人のRZを運転した記憶が蘇ります。後に業界自主規制上限の45psまで引き上げられたエンジン出力は、異次元の加速力で当時の若者を魅了しました。仮に終のバイクを考えるなら、スロットルを開けるとややタイムラグがあって2スト特有の爆発的加速Gが始まる、高校時代の記憶が蘇えるRZは最右翼かもしれません。人生の最後に乗るべきバイクとは、人生の最初に乗ったバイクであり、ホンダがモンキーやダックスを復刻するのはその現れかもしれません。終の車を考えると、自分と同い年の911でしょうが、この車は年々肥満を続け、憧れていたかつての記憶を取り戻せない気がします。