移動の主体性


3月29日の夜、中国でシャオミ製の自動運転車が高速道路上のガードレールに衝突し、ドアが開かずに火災により乗員3人が死亡しました。障害物を検知し、目的地まで自動走行できる機能が解除された1秒後に事故が起きたと言います。翌30日には山東省青島市の高層マンションの部屋が爆発炎上する事故が発生し、こちらは違法に電圧のリミッターが外された2台の電動スクーターのリチウムイオンバッテリーが原因ですが、その爆発映像の凄まじさは衝撃的でした。日本では4月に入りMT車の免許を最初から取得することができなくなり、AT限定免許を取得後、限定解除として改めてMT車の免許を取得することになります。便利さは常に人間の能力を奪ってきましたが、AT車やEV車の行き着く先は自動運転であり、人類が行き延びた根源的活動とも言える移動の主体性を奪われる社会が、バラ色の未来には見えません。

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