秋風を感じる季節になり、空を見上げ自然の風が頬をなでると平穏な幸せを感じます。災害の多い日本ですが、紛争の絶えない世界が嘘のような平和が保たれていることを、真剣に考えるべきでしょう。ロシア・ウクライナ戦争の戦局を変えた、ウクライナ軍によるクルスク侵攻は、戦史に残る作戦だと思います。限られた兵力を戦線から離脱させクルスクに投入した賭けは、圧倒的に不利な状況を逆転させた、朝鮮戦争における仁川上陸作戦と並ぶ評価を後世はするかもしれません。洋の東西を問わず「攻撃は最大の防御」とされますが、ウクライナによる奇襲は、ロシア経済そのものをじわじわと締め上げているように見えます。モスクワ周辺のエネルギー関連施設への大規模なドローン攻撃に対し、対空火器が前線に出払ったロシアは有効な防御ができていないようです。「攻撃は最大の防御」は、ビジネスの世界だけであってほしいと願います。