先日は南会津に移住した人の家に行きました。冬の気候の厳しさはあるものの、この季節に行くと幸せを実感できます。地方創生が叫ばれ始めたのは10年ほど前ですが、地方で暮らす選択肢は、必ずしもリタイア後に限定されなくなったと感じます。都会での贅沢な暮らしこそが最良の人生だと決めつけなければ、生き方の可能性は広がります。掘ったばかりの浅井戸からは冷たい水があふれ出し、最近買い足した隣地の土地は200坪で1円という考えられない値段です。田舎には何もないという人もいますが、自然ほど豊かで変化に富み、生命力を感じる場所はありません。飲食店の多い都会に人生の豊かさを感じる人もいますが、都会的な贅沢を覚えるほど人生はつまらなくなるのかもしれません。より強い刺激を求めるようになり、感受性が衰えるからです。田舎の豊かさは、自分で作り自分で食べる贅沢さにあるのでしょう。