卒業式を控えた娘が、バルセロナ、ニース、モナコを旅行しています。陽光の降り注ぐ美しい風景を見ていると羨ましくもあります。他方で行きたいという気が起きないのは、セミリタイアに片足を突っ込んでいるからかもしれません。リタイア後の趣味として旅行は人気ですが、仕事の忙しい社会人や学生なら現実逃避をしたくなる気持ちも分かります。しかし移動のわずらわしさや健康リスク、治安や旅費を考えると、暇つぶしの代償としては見合わない気がします。ガウディ建築のファンとしては、バルセロナは外せない訪問地だと思っていましたが、現地で撮られた写真を見ていると、行ったところで人生が変わることもなさそうです。無理して海外に行くとすれば、刹那的に消えていく一時の感情ではなく、人生を変えてくれるぐらいのインパクトが必要です。そう考えると消去法で残るのはヒマラヤトレッキングぐらいかなと感じます。