ともに年を重ねて行きたい

昨日は改修工事の始まった白河の古民家に来て、近隣挨拶をしました。戊辰戦争以前からある家と聞いていましたが、付近は戊辰戦争の戦局に大きな影響を与えた白河口の戦いの激戦地に近く、大半の付近の家は新政府軍側が火をつけてまわり焼かれたそうです。神社に隣接するこの家だけが唯一燃えずに残り「神が守った家と祖父から聞いた」という話を隣家の人に聞きました。東日本大震災で周囲の家の多くが全壊、半壊したときもこの家は生き残りました。われわれは新しいモノほど優れていると考えがちですが、明治維新や戦後の経済成長は多くの先人の知恵を埋もれさせたと思います。現代人は科学を信奉し機械の正確性を疑いませんが、マシンカットされる以前の木造家屋の価値は、決して懐古趣味だけではないのかもしれません。新しいものに飛びつくのではなく、今はともに年を重ねて行きたいと思えるものと暮らしたいと感じます。

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