立冬を過ぎても妙に暖かい長野県に来ました。過ごしやすい気温で文句を言う筋合いもありませんが、寒さを期待していたので拍子抜けします。人は祖先を苦しめて来た寒さと飢餓、疫病を嫌い恐れますが、避けようのないことには楽しみを見出すべきだと思います。寒ければ火の暖かさに癒されますし、空腹なら何を食べても美味しく、コロナ禍によって感染症対策と免疫力を高める生活を心がけ、むしろ健康は増進されます。人生において重要なのは、今をありがたいと思う気持ちであって、これは自分の意思によって今すぐに実現できます。一方でお金という社会の評価によって人生を満たそうとすると、地位財の収集という罠にはまり、生涯ヘドニックトレッドミルを走り続けることになります。大衆消費社会の本質は他人軸の生き方を強要されることであり、結果として人に依存し自由を奪われていく気がします。