一瞬で青春時代に戻れる

晴海の頃は毎回足を運んでいたモーターショーに行くことがなくなりました。車への興味が薄れたわけではありませんが、経済成長期の通過儀礼であるマイカーが、夢を見る対象ではなくなったからでしょう。GX、DXの技術革新における自動車産業の重要性はむしろ増していますが、自動車のある暮らしに憧れた時代の意識に戻ることはできません。ジャパンモビリティショーと改名された記念すべき第1回の目玉は、マツダ・アイコニックSPだと思います。2ローターRotary-EVシステムを搭載するコンセプトモデルは、デザインスケッチそのままのような美しさです。斜め後方から見ると、今でも買わなかったことを後悔している、初代RX7を彷彿とさせます。ハーブ・アルパートのライズを聞くとときめくのは、RX7のコマーシャルに使われた影響だと思います。この曲を流しながら初代RX7で真夜中の高速を走れば、一瞬で青春時代に戻れるような気がします。

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