夏と冬を同時に体験できる

昨日はラブラドールと西岳を経由して権現岳に向かう狼煙場まで行きました。麓では夏を思わせるトリカブトが咲き、頂上付近では霜柱が降り、水場では水溜まりが凍っています。早朝の気温は冬の風情なのに、景色は紅葉以前という不思議な感覚です。夏から一足飛びに冬に季節が移るだけではなく、急峻な山脈に恵まれる日本は、夏と冬を同時に体験できる場所になったのかもしれません。これをネガティブにとらえるのであれば暑い寒いという生理的な不満になりますが、水深1,000メートルの富山湾から標高3,000mの立山連峰までのわずかな距離に標高差4,000メートルを生む雄大な自然を、富山県がアピールするように、アドベンチャーツーリズムなどに活かす方法がありそうです。下山途中には、これから赤岳に向かうというラブラドールと会いましたが、犬との山旅も格別で、日本の山の観光ポテンシャルは過小評価されてきたと思います。

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