幸福には2つのタイプがあり、自然のなかで感じる幸せと、都市的な生活のなかで感じる幸せです。前者はセロトニン的な健康の幸せであり、後者はドーパミン的中毒を伴うと言い換えることもできそうです。週末に行った南会津で、河原にある大きな栗の木の下に行くと、たくさんの実が落ちており見ているだけで穏やかな、そして豊かな気持ちになるのはオキシトシン的、セロトニン的な幸せと言えます。自然豊かな田舎は多くの恵みをもたらし、主体的に何かを生み出すことができます。一方のドーパミン的幸せは専ら稼ぎ、消費することが中心の暮らしで、稼ぐことや金を使うことに目を奪われ、常に比較思考から離れることができません。消費することで得る豊かさがイリュージョンに過ぎないと感じるのは、現代的な豊かさが、あまりに多くの犠牲の上に成り立つ与えられた価値観だからでしょう。