英国に戻った娘から、経由地のヘルシンキなどの写真が送られてきました。フィンランドを筆頭とする北欧5カ国は国連の世界幸福度調査上位の常連ですが、その理由は高負担・高福祉による貧困率の少ない非階層的な社会とされます。他方で、高福祉が機能するためには、政治への国民の高い関心と政治のクリーンさが必要で、電子政府ランキングでも上位を北欧勢が占めます。自分の時間を大切にしながら、世界競争力ランキングの上位に入り込む北欧の秘訣を探る研究は少なくありませんが、結局のところそれはシンプルな暮らしのような気がします。機内食のイングリッシュマフィンは質素ながら、マリメッコのナプキンや木製のナイフとフォークが付くだけでちょっとした幸せを感じます。なるべくシンプルな持たない暮らしは人生もシンプルになり、選択肢と物欲が減れば関心は豊かな人間関係に向かう気がします。