内憂外患の中国は混乱を極め、世界最大級のウラン鉱山から核汚染物質が中国北部に広がったという真偽不明の情報まで拡散されます。政治、外交、経済と良いところがなく、自然災害にまで祟られ、正当性を失った政権による台湾進攻という暴発は最も避けるべきシナリオです。不良債権の規模からして、日本の失われた30年より深刻な景気低迷期に入るはずで、狂い始めた歯車が第二の文化大革命の引き金になるかもしれません。異例の3期目に入った独裁者が考えるのは自らの地位の保全だけで、時代錯誤の個人崇拝が苦境から立ち直る道を遠ざけます。汚職と巨万の富が結びつく共産主義という偽善は、われわれとは無縁に見えますが、社会に根深く浸透したポリティカル・コレクトネスが、第二の共産主義を生まないとも限りません。深く考えることなく、安易にきれいごとに流される風潮が国を亡ぼすのでしょう。