自分だけの生き方

両親がお世話になる高齢者施設の懇談会に行きました。父は先日92歳になったばかりですが、入居者の平均年齢は同じ92歳で介護度は2.31と比較的良好です。入居者は80代以上が多く、上は103歳とのことで日本の平均寿命を上回ります。正直なところ高齢者施設は、エネルギーを奪われるような気がして積極的に行きたい場所ではありませんが、手厚い看護が長寿を維持していることは間違いないのでしょう。日常の近くに死がある場所に行くと、いつか人は必ず死ぬという現実を思い知らされます。しかしこの残酷な事実があるからこそ、人はまじめに生きようとするのだと思います。誰しも自分だけのユニークな人生を生きたいと願いながら、お金や贅沢といったありきたりな目標に目を奪われ、誰かの人生を真似ることで生涯を終えます。人生の成功者とは、これまでに存在しなかった自分だけの生き方を実践する人なのかもしれません。

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