週末に開かれた同窓会は学年合同で120名ほどが集まりました。同じ年に生まれた若い頃を知る者同士が一堂に会すると、にわかにコホート研究の様相を呈します。サンプルサイズの小ささゆえにあてにはなりませんが、学生時代の体型を維持し、当時と容貌もさほど変わらず、表情が生き生きしている人に共通することは何かを自分なりに考えると、共通するのはマイペースな性格です。空気を読まず、忖度せず、周りに気を使わない鈍感力と言えるかもしれません。90歳を超えても高齢者らしいところがなく、自立している妻の父を見ているのでバイアスはかかっていますが、その仮説は正しそうです。米国の大学が卒業生400人を25年追跡した研究でも、ビジネスで成功した人の共通点は起こったことを自分に都合よく解釈できる能力でした。鈍感力と言うと抵抗がありますが、96歳で没した明治生まれの哲学者、森信三氏の訓えである最善観が人を健康にするのでしょう。