信じられる何か

かつてジモティーのトップも務めた起業家・投資家であり、昨年10月に突如出家した小野龍光氏のインタビュー動画を見ました。ビジネスの世界で成功しながら得度したのは、自分自身を生きていない人生が苦しかったからと言います。誰しも人生に疑問を持つ時がありますが、信じられる何かに従い行動をする人は少数派です。心を喜ばせる生き方をするには、物質世界に埋没していく刹那的な煩悩の魔力に対抗する信念が必要です。仏門に入らずとも、第二の人生とは自身の内部に焦点をあてる悟りの世界に向かうことだと思います。人が細胞分裂により成長するように、第一の人生は外部世界への拡張ですが、更年期を境に肉体は変化します。生活習慣病は、身体の変化に生活を合わせないことによる異変と言えますが、物欲や執着など、自分から外付けのブランドを外して行くことで最後に残るものが人間の本質であり、その人の魅力なのでしょう。

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