ニュース映像でウォーレン・バフェットを見かけるたびに不思議に思うのが、極端な偏食家である彼が、92歳の今も世界三大投資家として元気に活動していることです。甘いチェリーコークが好物で食事の多くがマクドナルド、朝食がわりにオレオを食べるという食生活を聞けば、「常人ならとっくに死んでいる」と医者が言うのも無理ありません。不健康な食事を摂取しながら心臓病が少ないフレンチパラドックスの理由は諸説ありますが、バフェットパラドックスの理由は、彼が持つ特殊な遺伝子に加え、小食であることだと思います。人間は食べなければ死ぬと考えますが、一方で少食の健康効果を支持する研究や主張が主流です。少食こそが全てを癒す、という健康法則をバフェットは体現し、同時にそれはパフォーマンスを追求する彼自身の生き方であるようにも見えます。