昨年、一昨年とは違い那覇の中心部には観光客が戻り、民泊市場もコロナ禍以前の8割程度まで回復していると聞きます。冬でも10℃を切ることがなく薄着で過ごせる沖縄は、少ない荷物で気分も軽くなります。那覇では不動産収益物件を探しますが、小高い丘の上にある眺めの良い物件を見に行ったとき、立ち話をした隣家のご主人にコーヒーをごちそうになりました。モノレールの安里駅から徒歩10分とは思えない、熱帯植物が生い茂る庭は都会のオアシスで、ゆったりとした時間が流れます。居心地の良さについ1時間ほど話し込んでしまいましたが、沖縄に来ると、何も持たず最小限で暮らすことの潔さを感じます。仮に自己破産でもしたら、沖縄以上にふさわしいラストリゾートはないと思います。人生の最後は全てを置いていくのですから、物欲に任せて頂点を目指す生き方の先には失望しかないのでしょう。