昨日は相模原市にあるオギノパン本社工場直売店に行きました。経済番組に取り上げられた店であり、前を通ったついでに入りました。アクセスの悪い山間部に立地しながら、工場見学の観光バスを誘致して直売店単独で年商3億円を売り上げます。当初は給食用パンを製造していましたが、少子化やご飯給食が増え、夏休みなど季節需要の偏りが大きいことから直販比率を拡大しました。最盛期には5,000人の来客があり、揚げパンは1日に3,000個以上売れると言います。値段は普通に安く味も普通に美味しいというレベルですが、揚げたてにこだわったコッペパンのフワフワ感と大量の砂糖がまぶされた揚げ物は、最も食べたくないけど最も食べたい菓子パンでしょう。人々の記憶に残る懐かしい味というブランドイメージを確立し、小田急のロマンスカーでの車内販売などプロモーションの巧みさ、工場見学のシズル効果が食欲を呼び覚ますのでしょう。