生活の知恵が詰まった昔の暮らし

地下にある自宅の浴室は、在来工法による檜風呂です。唯一贅沢をした檜風呂にはメリットが多く、お湯が柔らかく、リラックスできる感覚があります。保温性が高く翌日入っても冷たくありません。意外なのはお湯が汚れないことです。数日間お湯を替えずに入り続けてもユニットバスの浴槽と違い、見た目も匂いも劣化が見られないことです。雑菌は増えているのでしょうが、木の浴槽にはお湯を浄化する力があるようです。一方でデメリットは、木材が水を吸うと膨張し、乾燥すると収縮する性質から割れ目が生じ、内部の腐敗やカビが増殖する可能性があることです。しかし2年半使った印象では神経質になる必要はなさそうです。伝統的な木材の風呂が偉大なら、普段食べているぬか漬けも偉大で、先祖が蓄積して来た生活の知恵が詰まった昔の暮らしを、現代人は取り入れるべきだと思います。

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