昨日は安曇野の設計事務所を兼ねたAirbnbに宿泊しました。近所にあった代表者の祖母の家の古材を使った建物は築35年ながら、いにしえよりその地にあったと錯覚します。一日一グループ限定のため宿泊客は一人だけで、夕食の献立も話ながら決めます。宿を経営する楽しみは宿泊客との出会いで、商業施設が真似できない小規模施設の魅力であり、時間を気にせず打ち合わせができる環境です。懐かしい雰囲気の吹抜けの大空間が取られ、ロビーの囲炉裏の近くにあるオーブンのついた薪ストーブの、昔の記憶をたどるような香りに魅了されます。オフィスと、宿泊客やシェアハウスの住人に解放されるコワーキングスペースのある2階からは北アルプスが望め、鶏やアヒルのいる安曇野暮らしは、スローライフの理想形に見えます。こういう時間を過ごしていると、「本当にやりたいことはこれなんだよな」と一種の啓示が降りてきます。