仕掛け人の休日

八ヶ岳に来るといつもリゾナーレの定点観測に行きます。星野リゾートには20年ほど泊まっていませんが、都市から離れ自然の元に来ても、皆引き寄せられるように、お金が使いたくて自分から商業施設に群がります。薄暗い松林をフィールドアスレチックに変え一人3,000円以上のお金に換えてしまう商売センスの良さにはいつも脱帽します。夢を売る商売には終わりがなく、次々と生み出される新商品に導かれ、おそらくどこまで行っても満たされることはなく、欲求から解放される日は永遠に来ないような気がします。人は自分自身のアイデンティティーを即物的なシンボルとしての消費行動により定義します。日本中至るところに中流的凡庸さが蔓延し、自分自身もその群衆の一部でありながら、こうしたビジネスを仕掛けている人たちは、どのような休日を過ごしているのか想像します。

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