ただただ残念で悲しい

八ヶ岳の赤岳に登りました。山頂で清々しい朝の景色を眺めることができるのは、そこに登山道があるからです。険しい岩稜にルートを切り開いた先人や山中まで草刈り機を持ち込んで整備をしてくれる人への感謝の念が歩く一歩一歩に芽生えます。世界が感謝で満たされるなら不幸は消え去るのでしょう。人は下界での強欲や自己顕示、あざけり、ののしり、人より優位に立とうとするあさましさを忘れるために山に登るのかもしれません。その醜く気枯れた他責の感情がもっとも先鋭化した先にあるのが他人の生命を奪うことです。われわれには、同じ時代を生きる政治家の評価をする資格がありません。その背後にある真実は永遠に分からないか、分かっても関係者が死に絶えるぐらいの時間が必要だからです。今はただただ残念で悲しいです。

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