スマートなひけらかし?

連日伝えられる知床のニュースに心が痛みます。事故の人災的側面が注目され、この会社の経営指導をしてきたカリスマ社長のいる㈱武蔵野がネット検索上位になるなど影響が広がります。観光船会社との関係を示す過去の記事を次々と削除するカリスマらしからぬ姑息さがかえって炎上を招き、露出が増えるだけ叩かれるリスクも高まります。一方で、バイトテロには備えていたはずの吉野家のシャブ漬け発言は、100億の時価総額を消しただけでなく、批判の矛先は同席した教授や早稲田大学にも向かいます。溺れる犬を棒で叩く批判は悪趣味ながら、自らをカリスマやエリートと言ってしまう自己顕示が招いた災いとも言えそうです。自己顕示は誰もが持つ欲求ですが、出る杭が打たれるこの国では、人に恨まれないスマートなひけらかしのスキルが必要なのかもしれません。

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