危険がいっぱいのスノーシュー

昨夜は珍しく夜中に目が覚め1時頃から温泉に入りました。外は強風が吹きつける悪天候ながら、きれいな星空が見えました。最近の歩数計を見ると一日に2,500歩から4,500歩ほどしか歩いておらず、これは東京にいたときの4分の1程度の運動量になります。

今朝は第三セクターが運営するキョロロン村まで、林間トレーニングコースをスノーシューで歩きました。車で行けば1、2分の距離ですが、林間コースを使うと片道で1、2kmの距離になります。ウッドチップを敷きつめたトレイルはもちろん雪の下にあり、道の痕跡はありません。スノーシューをつけていても、場所によっては股下まで雪に埋まる柔らかい雪もありますので、運動になります。トレイルは国道に近く、時おり車の音はしますが、一人だけの森はマインドフルネスになれます。

踏み跡のない未開の美しい雪面の好きなところにルートをつけることができる快感は降雪期ならではです。通常の登山と変わらないペースで登っていくと、高度を上げるほど積雪が深くなりますので、体が暖かくなってきます。

普段はトレイルを外れて歩くことはありませんので、人知れず長い年月を過ごしてきた大木を見つけることができるのもこの季節ならではです。ロビーに置くテーブルの天板と同じ栃の木も多く見られます。南会津産の栃の木の天板は幹の幅が710mmあり、栃の大木を見るたびに、どれほどの大きな木だったのか想像します。

帰路、ホテルの近くに来たあたりで大木の近くの急傾斜地で雪の穴にはまり、胸の高さまで雪に沈み、雪のなかでもがくうちに片方のスノーシューがはずれました。そこは大木の倒木があったことから、雪の吹き溜まりになり胸まである積雪になっていました。雪の底にあるはずのスノーシューが、いくら掘っても出てこないのです。幸いホテルに近かったので、スキー用のズボンに着替えてシャベルを持って再び現場に行き、胸の高さまである雪を雪洞のように掘ったのですがスノーシューは出てきません。狐につままれるとはこのことで、あれほど大きなスノーシューが忽然と姿を消してしまいました。もう春まで見つかることはないかとあきらめかけたときに、あらぬ方向からスノーシューのゴムバンドの先端がわずかに雪面に顔を出しているのを見つけました。雪穴に落ちた際にかなり早い段階にスノーシューが外れたようで見当違いの方向に埋まっていました。

スノーシューは気軽な運動だと考えていましたが、やはり山に入ると危険と隣合わせであることを実感しました。

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