節分が過ぎ立春を迎えると春は目前ですが、憂鬱な花粉症の季節も廻ってきます。雪の残るうちに山に行かねばとあせる一方で、この数年滞在している避粉地の那覇やハノイに行くとその気候に癒されます。癒しとは恐怖からの解放であり、戦争危機、疫病パニック、スタグフレーションといった人為的な災難とメディアの雑音を消すのに旅は適しています。沖縄には仕事でもよく行きましたが、暖かいところに行くとどうやっても生きていけそうな安堵感を覚えます。自分にとって沖縄はセーフティネットのような場所で、かつては高い若年者失業率などの問題を抱えながら悲壮感はありません。学校や職場が原因の自殺は後を絶ちませんが、自分を追い込むように仕向けたのは社会に適合しないことを落伍者呼ばわりする洗脳でしょう。真面目な人ほど職場の選択肢がそこしかないと思い込みストレスを増幅させます。死ぬこと以外はリスクでないと楽観的に考えるのはある程度余裕のある人でしょうが、沖縄はそう思わせてくれる場所です。