怪しげな外国人の写真を貼ったフェイスブックの友達申請は今でもありますが、最近は日本人らしき名前で五毛党なのか少し変な日本語でコメントや動画、写真を送りつけてきます。この手のアプローチが絶えない理由はそれでも彼らの目的が達成できるからでしょう。不動産営業の電話も頻繁にありますが、いつも同じパターンです。騒々しい電話の背景音と裏返った声で落ち着き無く「永野さんの携帯でよろしいでしょうか?」と聞けばほぼ確定なのですが、以前ここで切ろうとして本当の用事だったこともあり一応会社名を聞いてから切ります。こうもワンパターンなのは、それでも成功する可能性があって電話をかけるコストが割に合うからで、誰しも魔が差すことはあるのでしょう。詐欺は心の隙間を狙いますが寂しい人と欲に目がくらんだ人だけがターゲットではありません。不用品を売りつけることでしか成立しない過剰消費社会においては、どこまでが商行為でどこからが詐欺なのかは判然としません。それが問題視されないのは、売り手ばかりでなく買い手も共犯関係にある被害者なき犯罪だからでしょう。