自然はマインドフルネスの宝庫

灼熱の東京でオリンピックは続きます。日本が驚異的な経済成長を果たした理由のひとつに東京一極集中を上げる声もありますが、前回の東京大会の頃は誰もそれを疑わなかったと思います。車で2時間の長野県なら同じ時期に扇風機がいらないどころか、夕食を屋外で取ろうとすると肌寒いほどで、こうも暑い東京に暮らすことには疑問があります。長野の冬は氷点下の寒さですが、労力を惜しまなければ薪ストーブの燃料を確保でき冬の寒さも楽しみに変わるのとは違い、人工的な空調に頼らざるを得ない生活は不合理であり不健康です。身近に自然の少ない東京では人工的な欲望に楽しみを依存しますが、飲食もやがてそれほどは食べられなくなり、海外旅行がコロナ以前に戻ったとしてもいつまでも行けるものではなく、それらを徐々に手放す恐怖にかられます。人が病気になるのは不自然な生き方が原因で、それは人類が長年親しんできた自然のなかで太陽を浴びながら活動し、かつほとんど食べない生き方に現代的なライフスタイルが反しているからだと思います。人は所有物を増やすほど足りないと思う心配性の習性があり、常に失う恐怖がつきまとう人工的な楽しみより、マインドフルネスの言う今の瞬間に喜びを見出せる自然のもとで暮らすことが幸せに近づくのでしょう。

Translate »