夜は2、3分で眠りに落ちますが、眠れない日や午前を回った頃に目覚めて起き出す日もあります。7時間睡眠長寿説を信じていた頃は無理に眠ろうとしましたが、体が眠りを必要としていないと考え身体の反応に従うようになりました。7時間眠らなくてはならない、三食きちんと食べなくてはならない、という窮屈な思考に体を従わせる生き方は○○だけで健康になれるという、怪しげな健康法と同じで、むしろ体に毒だと思います。朝起きたらお湯を飲めとか個人の趣味を後講釈で押し売りする健康本なども余計なお世話です。「せねばならない」思考に陥る理由の多くはインナーチャイルドが癒やされないために自分の直感が冴えないからでしょう。金に執着する人が金額でしか商品の価値を判断できないのは、貧しさのコンプレックスを内部に抱え審美眼を持たないからです。ヘドニックトレッドミルの上を走り続ける生き方は傍目には滑稽ですが、虚構を信じる当事者はその生き方を疑いません。欲を追う生き方は失う恐怖を同時に抱え込み、残された時間と競い合い自分を苦しめます。人生は日々の正しい選択の積み重ねですが、自身の最も深いところにある本質に耳を傾けるなら難しいことではないのでしょう。