100歳現役時代

昨日は歯科医に行く90歳の父に同行しました。意地悪をするつもりはないのですが、できることは自分でやってもらいます。母は典型的な昭和の専業主婦で、夫に尽くし何でもしてあげるタイプですが、その親切心が裏目に出て父はすぐに人に依存します。不親切な親不孝息子と思っているでしょうが、自分は歳だから人にしてもらって当たり前という父にははっきりと物を言います。行き過ぎた敬老精神や親切があだになって高齢者は無用に老化を早めていると思います。施設の人は仕事柄ホテル並の親切さで何でもしてしまいそれは日本社会の美徳でもあるのですが、過保護な環境に慣れた父にとって、たまの息子との外出は良くも悪くも刺激的で歯科医から戻る頃には幾分正気に戻りシャキッとしています。百寿者のインタビューを読んでいて印象的なのは自分のことをそんな歳だと思ったことがないと言うことです。ポーラの現役ビューティーアドバイザーが勤続60年を昨年100歳で迎えたように、できると思うかできないと思うかによって、人は自分で自分を運命づけているのでしょう。

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