テレビは見ないのですが、それでもポータルサイトの記事が嫌でも目に入り、売却、閉店、急落といった昨今の暗いニュースの文字に引き込まれます。恣意的に選ばれた記事ですから世の中に明るい話題もあるはずですが、人の脳が反応するのは決まって悪い話です。人の脳は取り戻せない過去の失敗を後悔し、起こりもしない未来の不安に恐怖を覚えます。これは生存本能とも言える脳の癖ですが、一方で将来への不安がない人にも悩みはあります。平穏な生活は単調で、惰性的な人生の時間はあっという間に経過して行きます。心身にトラブルを抱える人が多いのは脳のこうした性癖を理解せずに悲しみ依存するからだと思います。食べることを抑えられないのも食糧が足りない時代の名残で、健康的に生きるためには自分の奥底に眠り、控えめな欲求しか伝えて来ない本来の自分が発する声を聞く余裕が必要です。贅沢な大量消費を促し食事や人生の意味を変え、身体の変化でしかない加齢をネガティブに誇張する集団洗脳から離れ野性的に生きるなら、元々与えられたしなやかで力強い身体を取り戻せるのでしょう。