近所の商店街ではマクドナルドやバーガーキング、サイゼリアといったチェーン店ばかりか、採算度外視に見えた個人商店までが閉店し、シャッター街は地方都市だけの問題ではありません。自宅から最も近いセブンイレブンが15mほど移転して新装開店し、一部商品の30円引きと福袋のプロモーションで客を集めていました。福袋は人間の生存本能ともいえる損得感情に巧みに訴え、買う必要のないものを買わせます。ニーズの無いところに需要を生み出す福袋のマジックはあらゆる分野で活用されます。増量中というお得感を演出するのも一種の洗脳で、消費者に内容量あたりの価格を計算させて無駄に大きなポーションに誘導します。1950年以降の世界経済の繁栄は不要なものを買わせる無限再生の福袋経済で潤ってきたと思います。消費の満足ではなく購買に満足を感じさせ、無用な物を買い込み、無駄に大きな冷蔵庫で腐らせ、もったいないからと無理に食べてしまいます。豊かな人生とは賢い選択をすることを通じて賢い消費者になることでしょう。