目指すべきはほどほどの幸せ

昨日は入笠山(1,955m)に登りました。南アルプス最北端の山とされますが、ゴンドラでもアクセスできる手軽な山です。山は四季ごとに魅力的な一面を見せますが、最も幸せを感じるのはトレイルにほどよく雪が付いた今の季節だと思います。人が幸せを感じる時、脳では神経伝達物質のセロトニンが分泌されます。早朝の森の静寂な冷気と日光を浴びながらのリズミカルな運動集中と呼吸はセロトニン活性に申し分なく、スノーランは最適な方法でしょう。自然のなかで感じるやすらぎは決して「もの凄く幸せ」と言った類のものではありませんが、幸福感を引き起こすセロトニンは1日の分泌量が決まっていて、結局どの人の人生も少し幸せという実感に落ち着くものです。ほどほどの幸せが人間に与えられた幸福の分量なのに、都市生活はモアアンドモアの幸福幻想を煽る雑音で満たされます。適度な運動で爽快感を感じると理性を取り戻し食欲などの欲望を抑えることができると思います。ほどほどの幸せで満たされる人生を目指すべきなのでしょう。

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