日本工学院の授業で来年1月に次の大統領になるのは誰かと聞くと50人ほどの学生のうち2、3人の天の邪鬼を除いてバイデンだと言います。注目されるのは1887年に制定され選挙票の集計手順を確立した連邦法のElectoral Count Actで、投票から35日以内に票の集計が終わらない場合は州議会が選挙人を選ぶと決められています。再集計や訴訟が継続してこの法律に従うなら共和党が過半数を占めるジョージア、ウィスコンシン、アリゾナがトランプに変わる可能性があります。一方で勝利の美酒に酔いかけた民主党が受け入れるはずもなく、12月14日の選挙人投票でも決まらない場合は来年1月に招集される下院で最終的に大統領が決められることになります。過半数の26州を共和党が占める下院でトランプが選ばれ決着するシナリオがにわかに取り沙汰され、トランプ自身が9月の選挙集会で予言めいたことを言っていた道筋が見えてきました。問題は組織化されたBLMが全米で暴動を起こし米国の威信が失墜することです。しかし黒人のトランプ支持者は急速に増えており、誰が米国を分断させたいのかそのときに分かるでしょう。