5月に引っ越した際の断捨離で、紙焼きの写真は自分でスキャナーにかけ、大量のネガはフイルムスキャンサービスに出しました。数日前に納品されたデータはベトナムで処理をするにしても今どき珍しく5ヶ月もかかります。画質や納期、分量によって価格は異なりますが、黄ばんだ写真の色補正をして一枚あたり17円ほどと妥当ですが、1.5倍の値段の国内処理でも納期は1.5ヶ月と長く、改善の余地があると思います。フイルムのスキャン需要は減っても、アナログ資料のデジタル化ニーズは巨大マーケットを形成し、規制改革、コロナ対策とともにスガノミクスの三本の矢となるデジタル庁に期待が集まります。仮想空間と現実空間を高度に融合させるソサエティ 5.0を阻むのは大企業病、縦割り行政、ムラ社会の三重苦が生み出すマインドだと思います。ビル・ゲイツは20年以上前に出版した「思考スピードの経営」のなかで、デジタルシフトに踏み出し最大限に活用する鍵は、個人に権限を付与する信念を持つことである、と述べています。彼に先見の明があったのか日本が遅れ過ぎなのかは議論の分かれるところでしょう。