昨日は八ヶ岳の唐沢鉱泉を起点に北八ヶ岳の苔の森を歩きながら縞枯山(2,403m)、茶臼山(2,384m)に登りました。ひんやりした空気が漂う森に入ると、自然のもたらすゆらぎ、森林揮発性物質やマイナスイオンのためか爽快な気分になります。中東和平や米ソ軍縮合意など米国が歴史的合意を取り付けたのもキャンプデービッドでの森の散歩中でした。森林を散策しながらのカウンセリングなども昨今注目されます。心に静寂をもたらし霊的エネルギーを高める場所は森をおいて他にはないと思います。人類が霊長類として森に住み始めたのは6,000万年前とされ、人類史の99%の時間を森林環境下にいた痕跡は現代人の体質にも深く刻み込まれているはずです。世界最大の都市圏を持ち人口密度も高い日本が、総面積の69%を占める25万平方kmの森林を持ち世界三位の森林化率を誇るのは、古来より森を聖なる土地として崇め大切に扱ってきたからでしょう。鬱蒼とした苔むした森、見上げる大木や巨岩、山の奥から湧き出る泉を抜ける森林散策をすると、人生に必要なものは驚くほど少ないと思えます。