人間と行動するDNA

今朝はラブラドールと編笠山(2,524m)、権現岳(2,715m)、三ツ頭(2,580)に登りました。権現岳といえばそれなり敷居の高い山ですが、荷物がなければ観音平から4時間強でラウンドできるお手軽な山です。山登りは赤筋と白筋をバランスよく使う長時間の有酸素運動で、標高800メートル以上では運動時に発生する活性酸素の酸化ストレスが低減されるという研究があります。白筋の筋肉損傷により成長ホルモンが分泌される下山道が健康には重要です。漫然と山に登っていた頃は意味を持たなかった下山道ですが、意識するだけで筋肉の付き方も違います。下り道でペースを上げるとラブラドールは影のようにぴったりと寄り添い人間と一緒に行動することがDNAにプログラムされているとしか思えません。人類史上生産性を高めた最初の道具は、おそらく犬だったと思います。他の家畜よりはるかに古い3万2千年前から生きた道具として犬を活用したことで狩猟法に大躍進が起き、猟犬を従えた狩猟の生産性は56%向上することが研究から明かされています。そんな太古の昔に思いを馳せながら重力に身をまかせてリズミカルに下るトレイルは今では楽しみの一つです。

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