安心というエゴ

週末に某上場企業の商業施設に行ったとき、マスクがないことを理由に入店を拒まれました。民間企業の施設ですからどのようなガイドラインを作ろうと勝手ですし、時代の空気はマスクが完全に正義です。しかし、科学的根拠も有効性の証明もないマスクを強要して過度に恐怖を煽るのはやめるべきだと思います。高規格の医療用マスクを別として、それらしき不織布や布で口を覆って得られるメリットは顔を触らないようになる、喉の湿度が保たれることぐらいで、WHOも手洗いや咳エチケットを重視します。マスクをしてのランニングの危なさは花粉症の季節に実感しましたが、暑さのなかマスクによる死者も出ました。迷信を鵜呑みにするマスク警察が世界中に広がる現象は21世紀の珍事でしょう。安心というエゴのために数百億の損失を出した築地移転のように、根拠もなく何となく不安が既定路線になることは問題です。そもそも新型コロナの死亡者のカーブは自然死より高齢側に振れているとの指摘もあります。何となく決まった空気に従う従順さの怖さは、国民ヒステリーの暴走が国の方向性さえ誤らせることだと思います。

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