人は呼吸のみで生きられる!?

糖質制限を続けると無闇な食欲がなくなりお腹が空いてから食べようとすると一日一食でも食欲がわかないことがあり、この一週間がそうでした。食事は出されれば美味しく食べる、なければ空腹の静寂を楽しみ、食べることも食べないことも同様に幸せだと感じます。三食きちんと食べるのが健康の秘訣だと教えられましたが、微食こそが美食だと思います。味覚を研ぎ澄ますには三食は食べ過ぎで、進化生物学の観点からも食糧があふれる生活になったのはごく最近のことで、人体は定期的に食べる環境に適応していると思えません。食べるほどおなかが空き、食べないとおなかが空かないというパラドックスを経験すると、三食を食べる根拠となる現代の栄養学には重大な見落としが疑われます。世界には数万から十万人の不食者(ブレサリアン=呼吸主義者)がいるとされ、日本にも固形物はおろか水分さえ摂取しない人もいます。にわかには信じられない話ですが一日一食で済ます人は増えていますので、食べねばという呪縛が消えると微食の先には不食があるのかもしれません。人は呼吸のみで生きられるという仮説は、食べる執着から解放され魅力的です。

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