安倍首相の辞意表明は体調の優れない最近の様子を見れば自然の成り行きですが、唐突な印象は拭えません。マスメディアを中心とした執拗なまでの安倍おろしのネガティブ・キャンペーンが静かに身体を蝕んだのでしょう。組織のトップは孤独と言われますが有事におけるプレッシャーは察するに余り有ります。毎年変わる日本の首相をアメリカは相手にしなかったとも言われますが、今やファイブ・アイズの一角を占めるまでになった外交・防衛は安倍首相の功績でしょう。モンスタークレーマーと化した周辺諸国に毅然とした態度を示し、中共の仕掛けるサイレントインベージョンに米国と足並みを揃えるのも強い政権ならではです。ポスト安倍に取りざたされる人たちを見ると、論外の人も含めて有事の舵取りが務まるとは思えず究極の消去法になりそうです。経済で確実に実績を示したトランプがああも悪く言われ、人前でトランプ支持を表明できないサイレントマジョリティがいることは、安倍首相にもあてはまると思います。マスメディアの刷り込みによって歪曲された政治家像を見せられてきたわれわれと違い、後の世代は偉大な政治家として評価するでしょう。